カウンター下収納造作工事 中央区マンション
投稿日:2018.12.10
ダイニング側のカウンター下に書類やモデム等を収納する扉付の棚が欲しいというご要望でした。
収納されたいものがA4ファイルと言う事で、大きな問題がありました。
カウンター下の奥行が300㎜程しかないのです。A4ファイルは250㎜程度あれば入るのですが、
ご希望の扉が引違戸です。ですが、引違戸の場合、既製品の扉を付けようとすると枠のサイズが
90~100㎜程必要な為、カウンターの下に綺麗に収まりません。
開き扉なら寸法はクリアするのですが、ダイニングテーブルを置くため、
開き扉ではとても不便なのです。
そこで、造り付の家具として製作することになりました。
<工事前>
|
![]() |
綺麗に片づけられてはいますが、収納が少なく
カウンター上の配線がごちゃごちゃしています。
|
<工事中>
|
元々付いていた小さな収納を撤去して、
カウンターの直ぐ下(右側)にコンセントを増設します。 また、左下のコンセントを移設します。(家具で隠れてしまう為) 勿論、ビニールクロスも家具設置前に綺麗に貼っておきます。 |
![]() |
![]() |
棚板は、後々の為にも可動出来るようにしておきます。
|
<工事完了>![]() |
![]() |
電話以外の機器類を棚の下に隠します。
その為に、カウンターに穴を開けて電話線を通して スッキリさせました。 |
![]() |
勿論、A4ファイルは全て綺麗に収まりました。
引違戸にしたのに、何故可能だったかというと、 扉の厚みを通常の半分程度まで 薄くしたことによります。 |
![]() |
![]() |
扉を薄くすると反りやすくなる心配がありますが、反らないように
職人さんによる工夫が、扉内部にあります。 但し、モデム等の熱がこもると反りやすくなるため、 夜等は扉を少し開けておく必要はありますが、ご希望通りの収納が 出来たと言う事で、お客様にはこの上なく喜んでいただきました。 |